車のバッテリー上がりで自然回復するの!?復活できるorできない時と対処法

車 バッテリー 上がり 自然回復

今回は車のバッテリーが上がった時に自然回復するのかについて解説していきます。

バッテリーは自然回復する場合はどんな時に可能なのか、どんな時は絶対に自然回復しないのか詳しく紹介していきます。

ブーンズ運営者

目次

車のバッテリー上がりは自然回復することは可能なのか 

車 バッテリー 上がり 自然回復

車のバッテリー上がりで気になるのが、バッテリーが一度上がってしまっても自然に回復することは可能なのかということです。

以下ではバッテリーが上がった時に自然回復するある条件をお伝えします。

結論を先にお伝えすると『バッテリーは自然回復することはほぼない』これが正しい答えです。

車楽(しゃらく)
特に最近のバッテリーは一度上がるともうダメなケースが多いですね!私も前日までは普通にエンジンかかっていたのに、翌日エンジンが掛けられなくなるケースがあったので、最近のバッテリーは突然上がるんだと驚きました。

車のバッテリーが自然回復する可能性のある条件

  • バッテリーが新しい・交換しばかり
  • 自分の不注意でバッテリーが上がってしまった

この2つの条件が揃っていれば、車のバッテリーは自然回復する可能性が十分にあると思います。

自分の不注意でライトやルームランプなどをつけっぱなしにしている時で、さらにバッテリーを購入して数ヶ月以内と新しい場合に自然回復する可能性が残されていると考えられます。

これは車のエンジンをかける電気がたまたま残っていたからできることです。

車楽(しゃらく)
また、朝方は寒いけど昼頃に暖かくなった時にエンジンをかけてみるとエンジンがかかったというケースは聞くので時間に余裕があれば試してみても良いかもしれませんね!

バッテリー上がりでしばらく待つ方法は有効なの?

車 バッテリー 上がり 自然回復

基本的にバッテリーに溜まった電気が全て完全に放電されると、しばらく待ったところでバッテリーは自然回復することはありません。

バッテリーの自然回復説が広まった要因としては、車に詳しくない方が、バッテリーが上がってしばらく待ってみてたまたまエンジンをかけてみたらエンジンがかかり、その後もたまたま問題なく車のエンジンをかけられたためだと言われています。

基本的にバッテリー上がりの時はしばらく待つという方法は、有効ではないことの方が多いように思います。

基本的にバッテリーが一度上がると交換するのが一番良い

車 バッテリー 上がり 自然回復

車のバッテリーが一度でも上がると、新しいバッテリーに交換するのが一番良いかと思います。

自然回復して、その後も問題なくできたとしても、いつどこでバッテリーが上がってしまうかわかりません。お出かけした先でバッテリーが上がってしまったらとても困りますよね。

ですので、一度バッテリーが上がってしまったらできるだけ早めに新しいバッテリーへ交換するようにしましょう。

バッテリーが自然回復しない場合の復活させる方法

車 バッテリー 上がり 自然回復

バッテリーが上がってしまって、自然回復しない場合の復活方法とありますが、バッテリーが上がった時の応急処置が以下の方法になります。

バッテリーが上がってしまった場合は以下の内容を参考にしてください。

ブースターケーブルを使ったバッテリーを復活させる【ジャンピングスタート】

一般的なバッテリー上がりの時にできる方法がブースターケーブルを使って、他の車と自分のバッテリーが上がった車のバッテリーを繋ぐことでバッテリーを復活させる方法になります。

※動画でバッテリーを復活させる方法は約50秒くらいからスタートします。

※テスラや日産リーフなどの電気自動車(EV車)は救援することができません。救援してもらうことは可能。

  1. 車のボンネットを開けてください。
  2. ライトやルームランプ、エンジンキーがOFFになっていることを確認する
  3. バッテリーをつなげられる距離に救援車を移動させる
  4. 救援車はエンジンを停止、ボンネットをあける
  5. バッテリーが上がっている車のプラス端子(カバーを外し)に赤いケーブルを挟んで取り付ける
  6. 救援車のバッテリーのプラス端子にもう片方の赤いケーブルを接続する
  7. 次に救援車側のマイナス端子に黒いケーブルを取り付ける
  8. バッテリーが上がっている車のマイナス端子に黒いケーブルを繋げる
  9. 救援車のエンジンをかける
  10. 次にバッテリーが上がった車のエンジンをかける
  11. バッテリー上がりの車のエンジンがかかったら救援車のエンジンを止める
  12. その後、ケーブルを繋いだ順番と逆の手順で外していく
  13. バッテリー上がりの車のマイナス端子の黒いケーブルを外し、救援車の黒いケーブルを外す
  14. 救援車の赤いケーブルを外し、バッテリー上がりの車の赤いケーブルを外す
  15. エンジンがかかっても5分ほどはそのままにしておき、すぐにディーラーなど車屋さんで点検してもらいましょう
車楽(しゃらく)
バッテリーが古い場合は、そのままバッテリー交換できるお店へ持っていき交換してもらうとその後は安心です。

ブースタケーブルは購入して車に乗せておくともしもの時も安心です。

車のバッテリーの端子同士に繋げる場合は、端子同士でOKです。バッテリーがエンジンルーム内にない場合はケーブルが届かないこともあるため、その場合は動画のように鉄の部分などに接続することでエンジンをかけられます。

ちなみに、バッテリー上がりの車と救援車のバッテリーのサイズが同じものでブースターケーブルを接続してください。

以下のような事例の場合はバッテリー上がりの車のエンジンをかけることができな可能性があるので注意が必要です。

例:救援車が軽自動車でバッテリー上がりの車がアルファードという場合などはバッテリーサイズが違うため、バッテリー上がりから復活することができないケースもあります。

 

バッテリーチャージャーを使う方法

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アマゾンやホームセンターなどで探せば自宅で救援車なしでバッテリーを復活させることが可能になる、バッテリー充電器やバッテリーチャージャーと言われるものが販売されています。

以下のバッテリー充電器は診断機能やバッテリー上がりでセルでエンジンがかからないケースのバッテリーを充電することができる道具になります。

この診断機能付き充電器の使い方などがわからない場合は口コミを参考にすると良いでしょう。一部載せておきます。

4個のバッテリーで試しています。製品は高機能なところは良いと思います。ただし取扱説明書がわかりにくい。
(1)本体にONボタンはありません。最初、電源を差し込んでも何も起きず故障かと思いましたが、EXITかSETボタンを押してはじめてLEDやLCDが表示されます。取説に小さく※印でEXITを押せと書いてありました
(2)自動モードでは2.0Aから最後は12Aまで電流値が上がると書いてありますが違います。先に充電電圧が14.7Vになると容量や充電電流値に関係なく充電は止まるようです。電圧と電流の関係を定義したテーブルがあると思うのですがその図は書いてありません。また、説明図では2.0A始まりではなく2.3Aはじまりのような記載です。

その他:
•3V以下に低下したバッテリーは充電しませんがちょっとセルが回らなくなったくらいの放電したてのバッテリーは充電してくれます。これがNGな製品も多い中で優秀と思います。(古いクラシカルな充電器は捨てない方が良いと思います)
•劣化したバッテリーでも充電電圧が14.7Vになると充電を中止します。なので高電圧で長く充電してみるということは試す事ができません。
•サルフェーション改善機能はありますがこの機能が動くのは端子電圧が11.0Vまでです。劣化はしているが電圧は出ているバッテリーでは例えば11.2Vになっている場合なら回復機能は動きません。回復機能付きとうたっていないのは良心的だと思いました。
•空冷ファンの音は高音で耳障りです。買ったばかりのせいか、樹脂などが加熱されるようなにおいが強いです。
•新品のACDelco 34-7MF カタログ値CCA700のバッテリーの満充電での本機での測定値はCCA=610でした。これが正しいのかは自分にはわかりません。

引用:amazon

次に、こちらは救援車なしでジャンピングスタートできるツールになります。しかも、タイヤの空気圧なども入れる機能がついており、緊急時・災害時などに活躍してくれるはずです。

多少値段は高いですが、こういうのを車に1台置いておく何があっても安心ですね!

 

JAFなどのロードサービスを呼ぶ

ブースターケーブルなどを持っていない、どこへ電話すればいいかわからず困っている場合は、JAFなどのロードサービスを利用しましょう。夜間などはJAFなどのロードサービスを呼んだ方が早い場合もあります。

車の任意保険などに加入していればロードサービスを呼んでもらうこともできます。しかし、JAF以外のロードサービスを利用する際はどのくらい費用がかかるかも事前に確認しておくことをおすすめします。

JAF以外のロードサービスではトラブルが発生することもあるため注意してください。

近くのディーラーや車屋を探して相談する

午前中〜夜の間であれば、バッテリーが上がってしまった場合はスマホで検索して、電話で相談してみてください。

バッテリーの復活が無理なときはやはり交換が一番おすすめ

基本的にジャンピングスタートと呼ばれる方法であれば、新しいバッテリーでも古い劣化したバッテリーでもエンジンをかけられるところまで可能です。

しかし、一度エンジンがかかって、エンジンを切って、再度エンジンをかけようとすると古い(劣化した)バッテリーではエンジンがかからない可能性が高いです。

車に2年以上乗っていてバッテリーを交換したことがない、バッテリーを以前交換して2年以上経過している場合はバッテリー交換するのが一番良い方法となります。

本当にバッテリー上がりか確認するべき項目

エンジンがかからない場合は、バッテリー上がりである可能性は十分ありますが、そもそもエンジンがかかる状態なのかも確認しておきましょう。よくあるのが、バッテリーが上がったと思っていたら、初歩的な勘違いだったなんてケースはよくあります。

シフトの位置を確認する 

シフトがPレンジに入っていなかったというケースです。N(ニュートラル)やD(ドライブ)R(バック)ギアで止まっていないか確認しましょう。

ブレーキを踏んでいるか  

エンジンをかける際はブレーキを踏んでからエンジンをかけますが、ブレーキをしっかり踏んでキーを回したり、エンジンボタンを押しているでしょうか?

エンジンをかける際は、しっかり確認してみてください。

マニュアル車は押し掛けという方法でバッテリーを自然復活させることも可能 

 実は、MT車(マニュアル)限定ではありますが、バッテリーが上がっても復活させる方法はあります。

現在、マニュアル車に乗っている人であれば車に詳しい方も多いと思いますし、すでに知っているという人も多いですが、こんなバッテリー復活方法があるということを頭に入れておくと良いかと思います。

一人ではの押し掛けはなかなか難しいですが、下り坂などにいるときは一人でも可能な場合もあります。

ですが、できれば二人以上いるとマニュアル車の場合は押し掛けという方法も使えます。方法は以下の通りです。

  1. エンジンキーを回した状態にする
  2. ギアはセカンドかサードくらいにしておく
  3. 一人が車を押し、ある程度スピードが出る状態まで押してもらう
  4. ドライバーはスピードが乗ってきたらクラッチを離しアクセルを何度も踏みふかす
  5. うまくいけばこれでエンジンがかかるはずです
  6. エンジンがかかったら出来るだけ早めにバッテリーを交換しましょう

バッテリーが上がった時の症状 

そもそもバッテリーが上がった時に出る症状ってどんなのがあるんでしょうか?ここでは、バッテリーが上がったときに起きる症状について紹介していきます。

ライト類が点灯しない 

ライト類はエンジンをかけなくても点灯したり、点滅したりしますよね?

しかし、バッテリーが上がっている車では、ライトやランプ類が点灯・点滅しないというケースがあります。

セルだけは回るけどエンジンがかからない

エンジンキーを回すとキュルキュルと音はなるけど、エンジンがかからず、だんだんキュルキュル音が弱くなっていきます。

これが一般的なバッテリーが上がっている症状ですよね。キュルキュル音はセルが回っている状態なのでバッテリーが完全に死んでいない状態ではありますが、これを無理に続けていると完全にバッテリーが死んじゃうので何度もやってはいけないことの1つですね。

年式の新しい車はガガガと変な音がすることも 

ガガガと凄い音がなるケースもあります。一瞬壊れたかと思うほどの音がなります笑

家族で乗っているアルファードがあるんですが、エンジンをかけようとしたところ『ガガガッ!!!』というものすごい音がなり、驚いたことがあります。

アクセサリー(AC)にしてランプ類も点灯はしているんですが、エンジンボタンを押すとそのものすごい音がなる現象です。

これもバッテリーが上がった時に起こる現象です。

そもそもバッテリーが上がる原因とは 

バッテリーが上がる原因はいくつかありますので以下で紹介していきます。

ライトやルームランプのつけっぱなし 

車 バッテリー 上がり 自然回復

バッテリー上がりでよくあるのが、消し忘れや半ドアでのルームランプ点灯のしっぱなしです。

私の奥さんがよくやってしまうのがルームランプの消し忘れですw

新しいバッテリーであれば、すぐにバッテリー上がりにはなることはありませんが、古いバッテリーだと翌日エンジンがかからないなんてこともあるので注意してください。夏場は暑くなったりするので、バッテリーがお出かけ中などに上がると本当に地獄です。

電気を利用する装備品が多すぎる

車のカスタマイズをする人などに多いのがこちらです。バッテリーは通常の範囲内であればカバーできますが、電気を使う装備品が増えすぎるとバッテリー上がりの原因となることもあります。

車に乗る回数が極端に少なく自然放電した

車 バッテリー 上がり 自然回復

車に毎日に乗っている人は、これでバッテリーが上がることはありませんが、バッテリーが劣化した状態で週1くらいしか車に乗らないという人はバッテリーが上がることもあります。

2週間近く車に乗っていないときはバッテリーの状態によっては上がりかけてしまう事もあるので、1週間に1回くらいは少しだけでも乗るか、エンジンをかけてあげましょう。

車楽(しゃらく)
余談ですが、スーパーカーなどは1週間乗らないとバッテリーが上がります。

バッテリーの劣化(寿命)

昨日まで問題なくエンジンがかかり、ライトやルームランプなど消し忘れもなかったのに、翌日エンジンがかからないという場合は、バッテリーの寿命がきた可能性があります。

2年以上、バッテリーを交換していないという人はバッテリーの交換をおすすめします。

粉を拭いている状態であれば、交換をおすすめします。

バッテリー上がりに関するQ&A

ここではバッテリー上がりに関するよくある質問についてお答えしていきます。

車楽(しゃらく)
バッテリー上がりに関するその他の質問があればいつでもお気軽にコメント欄やお問合せから聞いてくださいね!

一度上がったバッテリーは交換した方がいい?

一度でも上がったバッテリーは、新しく交換したバッテリーではない限り、早めに交換しておくことをおすすめします。夏場や冬場というのはバッテリーが上がってしまうと命の危険にもつながることがあるため、常に安心して車に乗れる状態にしておきましょう。

バッテリー上がりに似た車の症状は?

バッテリー上がりに似た車の症状の原因は以下の5つがよくあると言われています。

  • ガス欠
  • 燃料ポンプの故障
  • セルモーターの故障
  • ギアの入れ間違い
  • オルタネーターの故障
  • ヒューズが切れている

ここに関しては別記事で随時追加していきます。

アイドリングストップ機能がついてる車のバッテリーと普通のバッテリーは違うのか?

これは違います。

アイドリングストップ機能がついている車専用のバッテリーがあるので調べて買いましょう。アイドリングストップ機能がついている車に普通のバッテリーを使用するとすぐに上がってしまう原因になるので注意してくださいね!

車のバッテリー上がりで自然回復するの!?復活できるorできない時と対処法まとめ

ここまで車のバッテリー上がりで、バッテリーは自然に回復するのかについて解説してきました。

何度も言いましたが、基本的にバッテリーは自然回復することはありません。仮にエンジンがかかった場合は、たまたま運が良かっただけだと思いましょう。

自然回復・しばらく待つとエンジンがかかる可能性のある条件は以下の通りです。

バッテリーが新しい。朝気温が低いけど、昼暖かくなった時。

バッテリーの自然回復を待つよりは、ブースターケーブルを繋ぎエンジンをかけるジャンピングスタートを使うか、バッテリーチャージャーを備えておき利用して復活させる方法が一番良いと思います。

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